リネンサプライはこんなサービス

リネンサプライは色々な業種に役立つサービスで非常に便利です。ここではいま導入を考えている事業者様に向けてリネンサプライはどういうものなのか、メリットデメリットを含めて紹介いたします。

リネンサプライとは？

リネンサプライはリネン製品をレンタルし、そしてメンテナンスも任せられるサービスです。リネン製品とは亜麻の繊維でできあがった布製品のことをいい、語源は麻製品です。もともとは麻製品ではありますが、繊維にも色々な種類が生まれてきて綿、化学繊維など色々なものが出てきています。そのため麻製品だけがリネン製品とするのはあまりにも幅が狭くなり、現在では布製品全般をリネン製品として扱われています。例えばタオル、ホテルのパジャマ、テーブルクロス、ベッドシーツなどがこうしたリネン製品のメインとされており、ユニフォームなども貸出をしていることが多いです。特に衛生面で気をつけるべき現場や、清潔感を大事にした身嗜みが必要な業種に利用されている傾向があります。しかしこうしたリネン製品は自社で管理となると非常に大変なことばかりです。それらはクリーニング業をメインとした業者がしっかりサポートしてくれるのがこのサービスとされています。

リネンサプライのメリット

リネンサプライのメリットはたくさんあります。まずはコスト削減に役立つというところ、こうしたリネン製品は勿論大量購入も可能ですし、購入したのであれば初期費用の投資だけで済むように感じますが、実際かえって費用がかさんでしまう傾向にあります。こうしたリネン製品はメンテナンスが必須のものであり、またその特性上すぐ使えないような破れや汚れがつきやすいものが多いです。タオルなんかが特にそうで、それを自社で洗濯しても結局細菌レベルまではアプローチできずに嫌な臭いなどが残る可能性が高いです。そしてそれをお客様に提供してしまうと「不衛生な店だ」というイメージをもたれてしまいます。こうしたリネン製品は購入時よりも管理の方が手間はかかります。その管理業務にかかるコストの方が高い可能性があるのです。ですがリネンサプライを利用することでその業務をまるまる外注できるというメリットがあります。

これは結果的にコスト削減に繋がり、広い目で見ると投資の節約・管理作業の負担の軽減をしつつかえって安く、安心安全な品質のものを提供できるとされています。また、レンタルしてまた回収してもらい、メンテナンスを済ませてから再び納品してもらうこの事業は消耗リネン品であったとしても形や用途を変えて再利用をされています。完全リサイクルも可能な中で運用されており、それはエコ繋がるのです。いま環境に貢献する企業が増えており、社会的にその意識が高まっている傾向にあります。リネンサプライを利用するということはこうした貢献に繋がるものとなり、それでいてコストが削減されるのですから本当に大きなメリットしかないのがこのサービスなのです。きちんと条件をクリアしているのであれば、基本的にいいことしかない、それがリネンサプライとされています。また企業としても管理業務を軽減できるのでその分人員をコア業務に回すことが可能です。それは生産性アップに繋がるので結果的に企業の利益を増やすと見込まれます。

リネンサプライのデメリット

リネンサプライを行っている業者はたくさんいますのでそこによって内容は変わるものの、デメリットとして把握しておくべきものなのが契約についてです。月額料金で数年単位の契約をするケースが多く、そしてその契約満了を待たずに解約をしてしまうと違約金が発生する場合があります。もし満了まで利用する予定がないのであればリネンサプライは見送るか、あるいはちょうどいいプランがないかどうかを確認してそれを利用するのがおすすめです。またタオルなどは紛失しやすいものですが、そうした紛失に関する条件についてもしっかり聞いておく必要があります。

これがもしユニフォームだった場合は弁償になるケースが殆どなので、どういった対応をとっているかをしっかり確認の上検討していきたいところです。その業者によって異なる条件なので、複数社比較して自社の用途にマッチしたところを選ぶのがおすすめです。また配送作業まで行ってくれるので、エリア内にあるリネンサプライ業者を探すのが大事です。複数社で見比べて金額やサービスを比較し、事業者様にとって・企業にとって有用なところと契約してメリットを感じていきたいところです。

工業洗濯を用いてのクリーニング

家庭で洗濯をしていると思うのが見えない汚れの頑固さです。特にリネン製品であるタオルはどれだけ綺麗に洗浄したり、またいい香りのする洗剤を使ったりしてもこびついてしまった汚れが目立ちます。それは見た目だけではなく臭いにも現れており、顔を拭くと洗ったばかりなのに不快臭を感じる……そんなことだって十分に起こってしまいます。それは家庭洗濯でできる限界以上の汚れで、細菌など見えない汚れは素人ではそう簡単に取り切れないためです。こびりついたシミなども素人では長時間かけてやっと一部分が綺麗になるかどうか、洗濯というのは実は完璧にこなそうと思う場合かなりの高度な技術が必要な業務です。こうしたクリーニング関連には国家資格が存在しています。クリーニング師という資格がありそれをもっている管理者、そして工業施設、機械設備などを適切に備えた場所で適切な処理をしていが工業洗濯なのです。

プロの資格をもって専用の機械で処理するからこそ衛生面が申し分のないリネン製品の再利用が可能とされています。そしてこうした高度な技術をもって行われたサービスが利用できるのがリネンサプライなのです。特に今はコロナの感染が危惧されている時代、細菌、真菌、ウイルスにもアプローチした洗浄をして品質保持をしてくれるこのサービスは今までよりも重宝されている傾向にあります。

リネンサプライについてのまとめ

リネンサプライは衛生管理、コスト削減、環境保全を意識している現代社会においてなくてはならないサービスになりつつあります。消耗リネン製品を用途や形状を変えて再利用、それをレンタルするということでいいことばかりです。もちろん事業内容によっては合う、合わないがあるかもしれませんが、リネン製品を利用する必要のある業種である入浴施設、ホテル、病院、エステサロン、スポーツジムなどでは広く活用されています。お客様に提供する清潔なリネンを外注し、従業員に負担を強いることなく利用が可能です。非常に身近なところで活用されているサービスであり、これからもこのサービスを導入する企業が増えるのが見込まれます。

プロが手がけて専門スタッフと専門の機械で丁寧にメンテナンスをされているこれらは衛生基準認定工場で行われていることが多いです。そしてここで利用されている排水についても水リサイクルを行えるように設備を整えられており、SDGsへの取り組みが熱心になされています。今現在のコスト削減のためはもちろんのこと、未来の社会や地球を守るためにも大事なサービスであるリネンサプライ、これを利用することで社会貢献につながるかもしれないです。まずはお問い合わせからはじめてみて、自社にあったプランやサービスを把握の上契約をおすすめいたします。